本ホームページではラジコンカーのラップタイムを気軽に計測できる『LapView』の紹介を行っています。
LapViewのFAQに追加記載しました。
PC側通信ソフトをバージョンアップしました。Ver1.10
☆はじめに
ラジコンカーをやっている方は、そのほとんどの方は、多かれ少なかれ少しでも早く走らせたいと
思っていらっしゃるのではないでしょうか?かくいう私も、決して上手い訳ではないですけど、自分の
技量の向上具合と、他の人と比べてどうなのか?(これで自分が如何に上手くないか!といのが
明確になったのですが...)というのが数値的に判ることから、ラップタイムを気軽に測りたい!...
と思っていました。
友達同士で、ストップウォッチでお互いに測りっこをするってのが、一番現実的ですが、一人の時
は測れないし、自分的スーパーラップを測り損ねた!!(これはかなり悲しい)とか、タイムが怪しい(^^;
などなど、なかなか思い通りにいきません。
でも世の中便利になったもので、望み通り気軽に計測できそうな装置が売っているではありませんか!
が、しかし、私にはちょっと高価で....
ということで、私の場合、ラジコンも趣味ですが電子工作も趣味なので、じゃあ自分で作ってしまえ!
ということで『LapView』と命名したラップタイムカウンタを作製しました。
☆原理
非接触で情報を伝達する方法として赤外線、電波、超音波などが候補として挙げられると思いますが、
部品の入手性と回路構成の容易性、計測の信頼性の観点から、赤外線方式としました。
車両側にトランスポンダーを取り付け、ここから赤外線で個別のIDコードを発信します。
コース脇に設置した本体(受信機)を設置し、車両が通過する際にこのコードを検知することで
ラップタイムを算出、表示します。とまぁ、普通に思いつく方法です。(^^;
☆機能
なるべく簡単な回路で、かつローコストで...というのを第一に作製しました。
機能的には、メモリの量とか、ちょっと物足りなさを感じるところはありますが、他の製品を使ったことが
無いので比較は出来ないのですが、まぁ、個人で気軽に使う分にはこれで十分だと思っています。
........すべて安価なCPUのメモリ容量と簡素な回路構成にしたことによる限界です(^^;
で、機能ですが...
■ラップタイムを100分の1秒単位で計測します。
■練習モードでは60周分のラップタイムを本体内に記憶し、走行後に液晶表示で確認出来ます。
■レース模擬モードでは1〜10分の間で設定したレース時間の間、ラップを計測し、周回数、
ゴールタイム、そして各周回のラップ保存(60周まで)が出来ます。
■計測したデータは電源を切っても消えませんので、自宅に帰ってからPC接続ケーブルを用いる
ことで、パソコンでタイム管理・保管が出来ます。
■目標タイム達成やベストラップ更新時は、ブザー音が発生し、走行中に確認することができます。
■他の気になるドライバーのラップタイムが計測できる、手動ストップウォッチ機能があります。
■送信機IDは全63種あり、複数台マシンを所有している方は送信機を増設し、それぞれに装着
しておくことで、LapView本体側のID切替えで計測が可能です。
☆使用方法
至って簡単ですが....設置の仕方として
1.トランスポンダーは赤外線発光LEDが窓などから路側の受信機によく見えやすいように固定する
必要がある。また、受信機の空きChかBATTに端子から電源をとってくる。
2.LapView本体はコース脇で、ほぼ同じ高さに設置する。この時、コースが2重になっているような
ところに設置すると、内側のコースでもタイムカウントしまうので、避ける。
以上のことが必要です。
で、実際の計測の仕方ですが....
あらかじめ計測設定として本体側で
@トランスポンダーのIDを設定する
A計測する上下限の時間設定をする。
(例えば10〜25秒と設定すると、これを外れるトラブル時のデータとかを除外できる)
B目標時間を設定する。(これをクリアすると音で目標達成がわかる)
C練習モードかレースモードかを設定する
を行って、設置して、実際走らせると....クルマが通過する度に『ピ』と音がでて、タイムがカウントされて
いきます。
こんな感じで表示されます。
折角ここまで作製して、自分だけで使うのはもったいないと思いますので、あまり大量には無理ですが、
格安にてご提供したいと思います。値段は、原価に作製手間賃、あと開発環境に投資した分を、気持ち
上乗せさせて頂いてます。(^^;
ご注文に関しては、左のご注文ボタンから願いします。
送料は別途負担ください。銀行振込もしくは代引きでお願い致します。
修理・サポートに関しても、ももちろん行っていきます。
LapViewに関するFAQのページを用意しました。
また、通販に関するFAQのページも用意しました。
不明な点やご質問がありましたらお気軽にこちらからお問い合わせください。
在庫状況は、こちらのページをご参照ください。
☆さらに詳しい説明
詳しい動作、機能については取扱説明書を用意していますので、こちらを参照してください。
LapView Personal 取扱説明書を表示
LapView PCケーブル 取扱説明書を表示(準備中)
この説明書を見るには、「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下のアイコンをクリックして、Adobe社
のウェブサイトでファイルをダウンロードし、インストールをしてください。インストール方法はAdobe社の
サイトで説明されています。
☆LapView仕様
トランスポンダー回路
LapViewPersonal本体側(受信機)回路
PCケーブル(シリアル変換)回路
ソフトは....CPUにPICマイコンの16F628を使っています。2KBのプログラムエリアしかなく、
これらの機能を詰込むのに、はずかしくてお見せできないくらいグチャグチャになっています(^^;
ちなみに余りは33バイト...ホントは双方向の通信とかもう少し機能増やしたかったんですが
断念しています。ということで、このハードではこれ以上の機能UPはありません。
PC側通信用ソフト(簡易版) Ver1.10 2.8MB
計測したデータをパソコン側におくって、こんな感じでデータ管理できます。
Ver1.10変化点
・レースを想定して規定時間でのLap,コール時間計算を追加
・保存してあるラップデータと比較表示を追加
(2003.2.15)
LapView-PC間の通信仕様
適当なフォルダを作成して、そこにダウンロードして、ダブルクリックするとインストールできます。
インストール後は、そのフォルダごと削除してください。
尚、このソフトは開発途上ですので、今後予告無くバージョンアップすることがあります。
PC側レース管理ソフト Ver0.4b (準備中)
LapView PersonalにPCを常時接続しておけば、レース管理も可能になります。