LapViewPersonalは内部データをシリアルで送信するモードを有しています。
1.シリアル出力 プロトコル(各モード共通)
UART設定
ボーレート:19200bps
データビット:8bit
パリティ:なし
ストップビット:1
注意)出力レベルは0-5Vですので、PCにデータを送るときにはレベル変換が必要です。
参考回路
2.内部格納データ送信モード(Personal版,全134byte)
PCリンク画面で送信操作を行った場合に下記134bytesを送出します。
1-3 ヘッダコード(FFh)
4 機種コード(Personal:01h)
5 Verコード(10d〜)
6-133 EEPROM格納データ(128byte)※
134 Sum(上記4-133の和の下位1バイト)
※EEPROM格納データ
6-125 LAPデータ(2byte,Hi-Lowの順,LSB10ms)
126 計測ID
127 計測LAP数
128,129 目標タイム(同上)
130 計測最小タイム(LSB1sec)
131 計測最大タイム(LSB1sec)
132 レースタイム(LSB1min)
133 mode(0:プラクティス,1:レース)
3.ID出力モード(7byte出力)
IDモニタ画面で通過車両を検知した場合に下記の2通りのフォーマットでデータを送出
します。設定画面でいずれか1方を選択できます。(Ver1.04以降)
このモードではLapViewをコースサイドに設置し、PCに常時接続しておくことで、PCに
よる複数台を取り扱うレース管理システムを構築することが可能です。
<ノーマルモード>
以下の7bytesを送出します。簡易レース管理ソフトのRaceViewをご使用の際にご使用
ください。
1-3 ヘッダコード(FEh))
4 ID
5 TimeHi
6 TimeLow
7 Sum(上記4-6の和)
※同一IDは2.55秒間は出力禁止となっている
※TimeHi/Lowは16bitデータ、数値は内部カウンター値(LSB10ms)
ラップタイムに換算するには今回時刻-前回時刻で算出する。
<IDのみモード>
以下の1バイトのみを送出します。このフォーマットに対応した、フリーのレース管理ソフト
(EmitPalなど)をご使用の際に設定してください。
1 トランスポンダIDの下位1桁をASCII変換した値
(注意)
トランスポンダIDの下位1桁のみの送信ですので、例えばID14とID44は同じ4番として
出力しますので、ご注意ください。
本体のソフトウェアバージョンが1.04未満の場合はノーマルモードのみになります。
旧バージョンの本体をお持ちの方を対象に、バージョンアップを検討中です。