<トランスポンダに関して>

ミニッツで使用する際のFAQ

ミニッツで使用する際の注意事項
ミニッツで使用する際には以下の2つ項目にご注意ください。
1.FETやモータを強力なものに換装してある場合は、急加速した際にトランスポンダに供給する電圧が
降下してしまい、トランスポンダがリセットもしくは作動しなくなってしまう事例が報告されています。通常の
ミニッツではこのような事例は報告されておりません。
⇒対処方法:電圧降下を防止するため、トランスポンダの電源に並列して、大容量のコンデンサ470μF、
10V以上を追加してみてください。改善された報告があります。

2.電池を強化し、電源電圧が6Vを超えるような場合(以下にその例を挙げます)
・ニッカド充電池を使って満充電した直後は一時的に電圧が6Vを優に超えます。
・メタルハライド乾電池は1本あたり電圧が高く、4本で6Vを優に超えます。
・5セル化など規定本数以上としている場合
これらの場合はトランスポンダの規定入力電圧を超えることになり、正常に作動しなかったり、場合によって
は故障することも考えられます。
⇒このような場合にはトランスポンダに定電圧回路を組み込んだ仕様も用意していますので、
  そちらをご使用ください。


Q.トランスポンダが作動したりしなくなったりしてしまいます。(バックをすると作動しなくなると思う。) 
どのように対処すればよろしいでしょうか?ちなみに取付け環境はミニッツレーサーで最近発売した
高性能新型FET搭載(30%UP)車にエクスピード モーターVを取付けて電池をザップドしているので電圧が
6Vを超えていると思います。

A.複数の要因が考えられます。
@新型FETでバックすると作動しなくなる件ですが以前、強化FETをご使用のユーザー様から、コンデンサ
追加で改善した報告をいただいております。
具体的には、トランスポンダの電源リード線に平行して470μF程度10V以上のコンデンサを接続します。
赤リード線にコンデンサの(+)、黒側に(−)を接続します。
バックをすると作動しなくなる(=電圧降下でリセットが掛かる)とのことですが、トランスポンダの電源は、
モータ端子から取らず、電池の+、−から取っているか?を確認してください。(電源SWを介しても構いません)
Aザップド電池とのことで、充電完了直後などは電圧がかなり高くなり、作動しなくなる可能性がありますが、
充電直後でもバックさえしなければ作動するのであれば、電圧的には問題なく、@の対応のみとなります。
もし、充電直後は何もしていなくても作動しないというのであれば、電源電圧が高すぎることによる影響と考え
られます。この場合、電源リード線にシリコンダイオードを追加して電圧を下げると改善します。
(1個で約0.7V程度降下。ダイオードには向きがあり逆向きにつなげると作動しません。)


Q.電源を電池部分からとるようにするとのことですが、実際使用されている方は具体的にどこから取っている
のか、もし知っていましたら教えて下さい。
電池部分付近?に接続すると、電池を入れた瞬間から動作しているためミニッツ電源ONで動作するように
したいと思っております。

A.電源の取り出し方
ミニッツからの電源の取り出し方ですが、大変申し訳ありません。私自身ミニッツを所有しておりませんので
具体的なご説明をすることが出来ません。m(_ _)m 通常常識で考えますと、電池ボックスの(+)側の線を
辿っていくと、スイッチを経由して回路に電気が流れるように作製されているものと思いますので、スイッチの
後をトランスポンダの赤リード線へ、電池ボックスの(−)をトランスポンダの黒リード線に接続してください。